正法寺では、新年1月6日より31日まで、毎晩夜7時より「寒修行」を行います。
「寒修行」とは、寒の入り(小寒)から節分までの約30日間。
一年で最も厳しい時節、寒苦に耐え忍んで修行することです。
温暖な時期と比較して忍苦の度が大きく、その功徳も多大であるとされます。
この時節は、「蘇生の時節」とされ、一年の鬼門(北東)にあたります。
仏教では仏と成る為の「菩薩行」を説きます。菩薩の行いとは、「自行化他」(他に求めるばかりでなく、まず自らが変わり、その姿形を通して、自然と他を導いていくこと)です。自身を見つめ直し、変えるに良い機会です。自己の心身を錬磨し、一年の「無病息災」や「家内安全」を祈りましょう。
当山の寒修行は、お題目を唱え、団扇太鼓を叩きながら、行脚をする修行です。
毎晩約30~40分歩きます。良い体力作りにもなります。
どなたでも自由に参加できますので、動きやすい服装で、手袋などの防寒具を備え、夜7時までに鬼子母神堂前にいらしてください。毎晩、約30名~40名の方々が参加されます。一日でも数日間でもかまいません。一般の皆様も参加されています。お気軽にご参加ください。
と き 1月6日~31日、毎晩7時~
場 所 鬼子母神堂前に集合
持ち物 動きやすい服装、手袋や帽子などの防寒具、行衣(お持ちの方)。
※休止日があります。
※太鼓は正法寺で御貸しします。